ServiceSAPの事業内容

SAPが目指すもの

戦後日本を支えてきた経済パワーが衰え、長い間、日本を形容してきた「経済大国」という言葉も聞かれなくなりました。衰退は経済ばかりではありません。グローバル化という名のもとに軽佻な均一さが世を覆い、一方では少子化と地方の喪失が進行し、また国際関係でも不吉な緊迫が我が国の周囲に影を落とし、社会には果てしない凋落への予感が漂っています。しかし、この危機を救う力が日本にはあります。それは、日本の文化力です。先祖たちが培ってきた、我々の文化があります。過去の歴史の中でも、さまざまな危機から日本を支え守り、激動する社会に復元力をもたらしたのは、文化の力です。
日本の文化は、独創的で、表情豊かな、繊細な心を配る文化です。オリジナルでありながら普遍的で、世界に通用するパワーを持っています。我々の文化は、内には地方創生にその中核となる一方、外には日本観光の最大の魅力を作ることができるのです。

SAPは社業を通して、日本そのものとも言える日本文化を継承し、創造し、展開していくことに些かでも貢献したいと考えています。一人でも多くの人に、「日本」に感動し、忘れえぬ情景を深く心に刻んでいく事業に志向します。
微力ですが、社寺、アーティスト、メディア、自治体、企業、省庁など志を同じくする人たちの助力を頂き、緊張した、意表を突くような日本文化の展開にチャレンジしていきたいと考えています。

SAPの事業

  • 日本の伝統の歴史と文化を味わい、学び、継承していくことを目指します。
  • 若者から熟年者まで、広く各界各層に訴え、日本文化の理解と尊敬を目指します。
  • 文化人、社寺、アーティスト・メディア、支援・協働を受ける自治体・企業など、文化に関わる人や組織の力を結集します。

日本の文化を感ずる


世界遺産劇場をはじめとした文化イベント

歴史空間に多彩なジャンルのアーティストが挑みます。演ずる者も見る者も日本文化を体感し、忘れえぬ感動を味わいます。その実感が文化への関心の核心となると考えています。迫力ある文化イベントを展開します。

日本の文化を学ぶ


世界遺産大学をはじめとした講演会、シンポジウム

文化遺産が問いかけるのは何か。文化遺産にはそれが作られた時代の精神が凝縮しています。その時代精神は、現代も脈々と受け継がれています。そしてそこから新たな文化が生まれていきます。知的エキサイトあふれる議論が展開されます。

日本の文化を守る


伝統工芸や伝統芸能の制作や継承

このままではなくなる、なくなったらおしまい。地域の伝統工芸、伝統芸能には豊かな情感・繊細な技法・意表を突くアイデアがこめられており、まさに日本そのものの形です。伝統工芸を新しいデザインで開発したり、地域の伝統芸能を継承していく取組みをします。