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兄の頼朝に追われ、山伏に変装して奥州へ落ちていく義経と弁慶の一行が安宅の関を通る際の、関守・富樫左衛門とのやり取りを描いた物語『勧進帳』のなかで、義経一行が危機を脱した後半の場面で弁慶が披露する舞が『延年之舞』です。
武蔵坊弁慶は、近頃夜な夜な京都の五條橋に怪しい少年が現れ、これを討とうとする者がみな返り討ちにあっているという話を耳にし、自分がその者を退治してやろうと五條橋へ出かけていきます。武勇に優れる弁慶も少年に打ち負かされてしまいますが、実はこの少年こそが源氏の御曹司・牛若丸でした。牛若丸の氏素性を知った弁慶は、その家臣になることを申し出て、ふたりは主従の誓いを結ぶのでした。
兄・頼朝に追われた源義経は、弁慶など腹心の家臣とともに山伏の一行に身を変えて奥州平泉を目指して旅を続け、富樫某が関守を務める加賀国安宅の関にさしかかります。強力(ごうりき)に扮した義経を富樫が見咎め追及を受けますが、何とか通行が許されます。舞囃子では、関を抜けた一行に富樫が酒を振る舞い、弁慶が舞を披露する部分が紋付袴姿で演じられます。
御所五郎蔵は江戸一番の伊達男。侠気溢れる粋な男振りの五郎蔵が向かうのは、大勢の客で賑わう吉原仲之町。五郎蔵がこの廓へやって来たのは、恋人の傾城から文が届いたゆえ。その傾城との馴れ初めをはじめ、折々に交わす逢瀬の様子を踊りに託して見せていく五郎蔵です。折からそこへ現れたのは五郎蔵に遺恨を抱く男伊達たち。五郎蔵の隙をついて打ちかかる男伊達たちでしたが、五郎蔵はこれを難なく退け、恋人のもとへと向かうのでした。
周辺道路の混雑が予想されますので、公共交通機関をご利用の上お越しください。
区間 | 毛越寺駐車場→JR一ノ関駅 |
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運行時間 | 公演終了後より随時運行 |
料金 | 500円 |
発売日 | 当日、バス乗り場にて受付致します。 予め釣り銭のなきようご用意のほどお願い致します。 |
主催 | 世界遺産劇場実行委員会/岩手日報社/岩手めんこいテレビ/岩手朝日テレビ |
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共催 | 世界遺産連携推進実行委員会/平泉町 |
制作協力 | SAP |
協力 | 松竹株式会社 |
SAP | 03-6912-0945 (平日10時~18時) |
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