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日光東照宮と東北・北関東の伝統的工芸品展―よみがえる技と美―

2012年10月12日(金)〜14日(日)午前10時〜午後17時

入場無料(展示一部の日光東照宮境内へは拝観料1,300円が必要です)

 

会場:日光東照宮 境内・客殿

 

産地:津軽塗、南部鉄器、岩谷堂箪笥、樺細工、大館曲げわっぱ、川連漆器、秋田杉桶樽、山形鋳物、山形仏壇、天童将棋駒、鳴子漆器、宮城伝統こけし、会津本郷焼、益子焼、伊勢崎絣

 

特別企画:東北とデザインのであい展、こけしつくり

 

主催:伝統工芸美普及協議会、世界遺産劇場実行委員会、下野新聞社

特別協力:日光東照宮、NECフィールディング株式会社

協力:浅葉克己、河口洋一郎

後援:復興庁、東北経済産業局、関東経済産業局、栃木県、日光市、日光市教育委員会、産経新聞社

 

お問い合わせ:伝統工芸美普及協議会事務局(SAP内)03-5226-8537

2012年復興庁 復興対策支援補助事業

 

先着1000名 かわいい工芸品プレゼント(客殿本会場にて無料でお渡し致します。)

 

東北の伝統的工芸品展

日光東照宮の建造物は、木の彫りと漆を塗る職人のわざによってつくられました。伝統的工芸品のかたまりともいえるこの建造物の中で、東北地方を中心とした伝統的工芸品の展示を行います。

厳しい自然の中で、行程を静かに繰り返すことで生まれた、素でありながら強い東北の美しさをご覧ください。

 

○出展伝統的工芸品産地

 

新しいデザインとのであい展

世界を舞台に活躍するアートディレクター浅葉克己氏とCGアーティスト川口洋一郎がデザイン、伝統工芸士のわざで作りあげた作品をご覧いただきます。

本作品は、今年9月にフランスパリの「ISSEY MIYAKE」、「Galerie YOSHII paris」でも特別展示されました。

 

ブランクーシこけし

●宮城伝統こけし×浅葉克己デザイン

「ブランクーシこけし」

製作:宮城伝統こけし 伝統工芸士 菅原和平

デザイン:アートディレクター 浅葉克己

こけしとは、もともと女の人が子供を授かった時、お祝いにプレゼントする人形でした。本作品は、ブランクーシの「接吻」をモチーフに、男女の愛とかわいい子どもこけしで表現した、非常に愛に満ちた作品になっています。

日本の東北地方の中でも最もふるいこけしの生産地、宮城県鳴子で作りました。

 

 

駝鳥の卵 マトリョーシカ

●東北の木と漆×浅葉克己デザイン

「駝鳥の卵 マトリョーシカ」

木地:鳴子漆器 伝統工芸士 笹原勝夫

塗(一番外の卵):津軽塗 小林漆器

塗(内側の卵):川連漆器 伝統工芸士 躑躅森 健

デザイン:アートディレクター 浅葉克己

ぽってりとした手におさまる感触は、本物の駝鳥の卵を模して作られました。マトリョーシカをイメージし、ミステリアスな色合いを持つ津軽塗の卵をあけると、色とりどりに塗られた様々な形の卵がどんどん出てくる様子がとてもかわいらしい作品です。

日本の東北地方にいらっしゃる三名の伝統工芸士の手によって製作されました。

 

 

Jecco(宙海月)

●津軽塗×河口洋一郎

「Jecco(宙海月)」

塗:津軽塗 小林漆器

デザイン:CGアーティンスト 東京大学大学院情報学環教授 河口洋一郎

未知の惑星旅行へ連れて行く新たな芸術生命体の仲間として、そのアイデアを地球の自然、生物の進化に求めた。

Jecco(宙海月)は、クラゲから発想を得た、深海宇宙を探検する原始的生物である。

多くの触手を持ち、自由に縦横無尽に探索するその世界は、我々が見たこともない、時間と空間を乗り越えた未知の世界だ。

津軽塗の堅牢性と、同時存在するその優美な外見は、未知の空間をサバイバルするこの生物に、まさに適している。

 

 

 

淺葉克己

浅葉克己 Katsumi ASABA

アートディレクター

1940年神奈川県生まれ。

1975年浅葉克己デザイン室を設立。日本の広告史に残る数多くの名作CM、ポスターを制作する。代表作に長野オリンピック公式ポスター、民主党ロゴマーク等。日本アカデミー賞、紫綬褒章など受賞多数。東京アートディレクターズクラブ委員、東京タイプディレクターズクラブ理事長、日本グラフィックデザイナー協会会長、AGI(国際グラフィック連盟)日本代表、東京造形大学客員教授。桑沢デザイン研究所所長。

 

河口 洋一郎

河口 洋一郎

東京大学大学院情報学環教授,アーティスト

1952年種子島生まれ。1978年東京教育大学(現筑波大学)大学院修了。筑波大学助教授を経て,1998年より東京大学大学院工学系研究科・人工物工学センター教授。2000年より現職。1975年からCGに着手し,自己増殖する「グロース・モデル」で独自のアート世界を確立,超高精細立体視映像の濃密度感の創出を特徴とする,世界的CGアーティストとして活躍中。ほか、多岐にわたる旺盛な創造性により,今後のさらなる飛躍が期待されている。1995年第百回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表作家。2010年ACM SIGGRAPHにて栄誉あるディスティングイッシュト・アーティスト・アワード受賞。

 

関連プログラム

こけしつくり

「こけしつくり」(体験・実演)

職人さんの手によって宮城県鳴子のかわいいこけしがつくられていく様子をご覧いただけます。また、自分の好きなこけしをつくれる、こけしつくり体験も開催します。

 

 

杉の樽ができるまで

「杉の樽ができるまで」(実演)

職人さんが、実際に杉の樽を、1から完成までつくりあげる様子をご覧いただけます。

 

 

本展特別企画の工芸品プレゼント!

ご来場のお客様、先着1000名様に、本展特別企画の工芸品をプレゼント!

皆様ぜひお誘い合わせの上、お越しください。

 

NECフィールディング クイズスタンプラリー

同時開催プログラム世界遺産劇場と連動した、スタンプラリーを実施します。一般のお客様もお気軽にご参加いただけます。

クイズに答えて素敵なプレゼントをもらっちゃおう!(プレゼントの数には限りがございます。)

 

同時開催プログラム

世界遺産劇場

展示会期中に日光東照宮を舞台にしたコンサートイベントも同時開催いたします。

世界遺産劇場 第二十回 ―日光東照宮―

開催日 2012年10月13日、14日 

13日(土)東京スカパラダイスオーケストラ(会場17:30 開演18:00)

14日(日)小松亮太withラスト・タンゴ・センセーションズ

     ~Special Vocal Guest 杏子~

主催/世界遺産劇場実行委員会、BSフジ、産経新聞社、下野新聞社

冠協賛/NECフィールディング株式会社

特別協力/日光東照宮

協力/ソニー・ミュージックアーティスツ、HOT STUFF PROMOTION

企画制作/SAP